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ブリッジズ・イニシアチブ

Austin Peay State Universityの留学生は、現在全学生の約2%です。多様性のあるグローバルなキャンパスを学生に提供するためには、学生数の10%程度になることが理想だと考えています。

私たちは、アメリカで大学の学位を取得しようとする学生の壁をできるだけ無くし、日本の学生がより簡単により手頃な価格で学べるよう取り組んでいます。これらの壁は 、大学に必要なテストなど認定要件から発生しています。アメリカ国内の大学は、出願者が一定の最低学歴基準を満たしていることを証明しなければなりません。アメリカ国内では、高校のカリキュラムの評価を通じて行われ、州の高校卒業基準に依拠しています。すなわち、州認定の高校を卒業していれば入学最低条件を満たしていると見なされます。留学生にはこのような利点がないため、大学は最低学歴基準を示すためにACTやSATなどの標準試験を要求し、さらに、非英語圏からの留学生の場合、TOEFL、 IELTS、Duolingo、ケンブリッジ英検などの標準化された語学試験が必要になります。

APSUは日本各地の数校とパートナーシップ協定を結びました。そうすることで、高校のカリキュラムと必要な科目を履修していることを確認し、アメリカの学生と同じ評価基準で評価することができます。これには英語コースも含まれ、語学試験などの必要性が軽減し、さらには、第三者の翻訳や評価サービスを利用することなく提供高校から直接書類を受け取ることができます。このように条件を減らすことにより、関連コスト削減やストレス軽減にもなり、留学のハードルを下げることができます。

加えて、協定を結んだ高校の学生の出願を促進するため、州に住むアメリカの学生に近い授業料になるよう奨学金制度を導入しています。これにより、APSUでの留学費用は、学位取得が日本の私立大学と同じような費用となります。テネシー州は比較的物価が安く、日本の産業も盛んであるため、APSUは日本人学生にとって魅力的な選択肢になると思います。

このほか、APSUを卒業した日本人学生のスムーズな就職のため、産業界と協力してパイプラインを形成していくことに努めています。日本の経営陣とアメリカの労働力との架け橋となる人材が求められている昨今、APSUの卒業生が、インターンやOPT社員としてこのようなニーズに応えてくれることを願っています。

 

最近の日本訪問では、以下の6つの高校とパートナーシップ協定を結びました。

兵庫県立国際高等学校
北鎌倉女子学園高等学校
上田西高等学校
羽黒高等学校
聖霊女子短期大学付属高等学校
釧路市立北陽高等学校

さらに数校との協定を結び、年間約100人の日本人学生の入学を実現できることを目標としています。


オースティン・ピー州立大学申し込み

お申し込みはこちらのページから

申し込みに関する詳しい説明は、以下のpdfまたはppt形式でご覧いただけます。学生諸君はこれらの説明書を活用しながら申請することをお勧めする。

PDF     PPT

支援宣誓書および財務諸表